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エクセルギーハウス技術開発研究所

エクセルギーなLife&Housingラボ(NPO準備) 自然の循環性に生きる生活と住まい方:営みの提案交流ブログ

家庭電力の自前形態の探究 企画提案

 

御中

 

ソーラー発電関連機器メーカー

ソーラー発電関連機器販売店

ソーラ‐発電ローンを商品化する金融機関

及び

ソーラー発電を推進・統括する国・地方自治    宛て

 

自然の循環性に生きるLife &Housing  エクセルギーハウス技術開発研究所

  とkkyokaihatu 013.10.24    所在:東京都府中市

Mail: 25kawakami-sozaemon@jcom.home.ne.jp

 

 

 

企画提案・ご検討依頼書

 

家庭内のエアコン・冷蔵庫等の熱関連機器の稼動電力を

自前できるソーラ‐発電システムの製品・商品化

  0.8~1.2kW・25~30万円(工事費込)の小規模ソーラ‐発電システム

この普及によって

全国 ソーラ‐発電世帯 600万戸・10GWの構築をめざす

 

 

 

熱エネルギー関連機器の稼動電力は,基本的にソーラ‐自家発電で賄う.

発電所よりの系統電力依存ではなく,また,大型ソーラ‐発電による売電目的ではなく,1階屋根,あるいは軒先兼用で,あるいは,マンションベランダ等の人間の住まうすぐ傍の余剰スペース畳四帖分を利用して,小規模のソーラ‐発電をし,家庭内における熱関連家電に必要な電力を自家発電する.それは太陽光の当る家屋の余剰スペース;畳5枚分8.1㎡を使った小規模ソーラ‐発電パネル200Wパネル1.2㎡の4台(4.8㎡)~6台分(7.2㎡)を搭載して,0.8~1.2kWの発電で実現できる.

熱関連機器の電力を自前する.こうした人間の生活における営みのスタイルは,熱エネルギー循環の自己完結性ということであり,これによって室内環境・家屋環境から,地域・地球環境へ,全ての階層において,その保全と持続可能性Sustainabilityが支持される.それはまた,人間,あるいは生命にとって,最も心地よい快適性Most Comfortablityであるはずだ.だから,核心の問題は,系統電力利用の過多・過小ではなく,エネルギーと物質の循環性の代謝をなす自らの生の営みにおいて,環境との支持の交流による共生,この循環の自己の完結性を為すことである.それがソーラー発電による住居の熱管理調整の自前という意味である.原発の是非の前に,自らの営みの姿勢が問われているということである.

 

1.2kW以下小規模ソーラ‐発電システムを25万円~30万円で製品化する

日本のソーラ‐発電の住居における設置の現状は,大規模・高価な設備による売電目的となっている.しかし,これでは,普及に限定が付きまとう.お金に余裕のある人が,そのお金を投資して金を稼ぐと同じであるからだ.また,大規模ソーラー発電だけではない.〈小規模ソーラー発電による自家自給システム〉を生活において構築を促すことこそ,大規模な普及が促進できる.自家自給の発電システムシステムを構築する.これが,売電以前の基本なのだ.エアコン・冷蔵庫を使って生活するなら,0.8~1.2kWの小規模ソーラ‐発電システムを導入して,この稼動電力を自家発電で賄う.そういう生活がどの家庭でも実行されることが,普通でありたい.

そのためには小規模ソーラ‐発電システムが,エアコン・冷蔵庫購入並みの費用(工事費込)で,25~30万円ぐらいで設置可能となるなら,一般家庭でもニーズされるだろう.それは,家庭における使用電力の半分を占める熱関連家電の稼動電力が自給できるということである.

     2012年度環境庁モデルケースでは,この小規模ソーラー発電の単価は,約50万円/kWである.これによれば,1.2kW発電システムは60万円となり,上記の「ユーザー希望価格」は,その半値である.

     サイト記事によると,1kW当りのシステムセット販売で,28.5万円~39万円ぐらいとなっており,1.2kWでは,およそ34万円~46.8万円となる.最安値は,CH社,あるいは,P社の価格水準もある.これに,設置台と設置料が,5万円,高くては,数十万円ということもある.これでは,エアコン・冷蔵庫と並ぶ,家電とはいえない.小規模ソーラー発電に発想を切り替えることが必要である.小規模ソーラー発電機器は,家電なのである.

     当研究所の実験的なシステムの設計では,現在の市場に出回っている製品をシステムに組み込むことで,設置工事費込みで,25万円以下で実現できることが分った.

     日本のメーカーのソーラー発電システム製品が高いのは,主に発電パネルの価格の違いである.外国製のソーラー発電パネルの方が,性能・保守・耐久性にも,全く遜色ないにも拘らず,ベラボウに安い.世界で最も進んだソーラー発電実績を持つドイツでは,自国製に捉われずに,現地生産工場に出向いて指導し,その製品を「輸入」して,国民:ニーズ大衆にとっては手ごろな価格で普及させている.だから,日本においても,ソーラー発電システムを設置しようとするならば,中国・東アジア製,または,ドイツから迂回輸入して購入してシステムを組んだ方がいい.こうしたシステム商品が日本の市場でも,生み出されることを望む.ソーラー発電の普及にとっては,この方が貢献度が高かろう.大規模売電ソーラー発電を重視して,高価格市場となっている現状を打破できる.これは,過っての,テレビ・冷蔵庫,エアコン等の家電製品の技術競争と価格競争の両追求レースと同じである.くれぐれも言っておきたいが,日本のソーラー発電メーカーとその系統販売店が二の舞とならないようにして頂きたい.イヤ,今その破局の入り口なのであろう.それをカロージテ,政府の基準規制で支えられているに過ぎない.

 

家庭におけるソーラー発電の家計簿

年間の発電量と‘買い電’電気料の見通しは次の通りである.

年間の発電量1,2kWx日平均日照量3.5時間x年365日=1,533kWh

買電単価 1kW29円(東京電力の請求書より割り出し)より,年間で45,000円のお得

そうなれば,この分の電気料金(買い電)が要らなくなるのであり,多くの家庭で,‘利による行動促進’により,需要ニーズが拡大するだろう.

    ※家庭ソーラー発電の普及にとって大事な視点は「売電料」ではなく,「買電料」である.

    買電は,売電と同じ「バイ」読みなので,分りやすくするときは,「買い電カイデン」にする.

 

国の電力・エネルギー政策にかかわって,この市場はどんな様子になるか

現在日本においては,ソーラ‐発電システム導入に対して,国・自治体の公的な補助金制度ある.国の1994年からの導入促進によって,19年間を掛けて,12年4月に目標の100万戸・410万kWを達成したそうだ.

次の施策段階は,1.2kW以下の小規模発電に対しても補助対象として推進して,この小規模ソーラ‐発電で,新たに500万戸・600万kWh増の実現を図ることである.これによって累積発電量は,日本において10GWhを達成できる.

   ★一所帯年間1.2kWソーラ‐発電量見込み1,533kWhx500万戸=7.6GWh

     これは,原発の発電量(2009年278TWh;日本の総発電量の29%)には,はるかに及ばないが,今後の可能な発電量の試算では,太陽光発電の累計導入発電量は,大型産業施設53GWpも含めて,戸建住宅53GWp,集合住宅22GWpという.全体では,200GWpとなれば,日本の年間総発電量の約10%となる.(以上は産総研試算)

国の電力・エネルギー政策に関わって,これらの中で,家庭の小規模ソーラ‐発電の普及推進が占める位置づけである.数値的にはささやかではあるが,国民のムーブメントとしては大きかろう.

 

小規模ソーラ‐発電の普及の推進サポート

 小規模ソーラ‐発電500万戸を実現するには,どういう政策的なサポートの手立てが求められるのだろうか.国民の広く普及となるムーブメントには,次の2つが大事である.

受益者となるソーラ‐発電設置者たる所帯は,現住居の家屋に畳4帖分を提供する.1階屋根あるいは,1階軒代わりの設置でもいいだろう.集合住宅では,必ず,その陸屋根に,居住者分のソーラ‐発電分を提供させる.今後建築する集合住宅は,そのベランダ外側壁を30度傾斜させ,ソーラー発電パネルを入れるポケットを造る.これを義務付ける.

 

〈小規模ソーラ‐発電の設置ローン〉を商品化する.

これらのソーラ‐発電搭載に対して,一括支払いでもいいしが,ローン支払いを商品化することを勧めたい.ローンの支払いは,月々の電気料分(年間4.5万円相当)をローンの支払いに回せばすむ.5年で完済である.

 

国・自治体は,その担保保証と利払い補助する.

国の補助額は,2013年で,〈設置時に1kW当り2万円〉が出され,これに地方自治体の補助制度が加わる.明治以来,日本においては,何か政策推進に,国・自治体は,こうした補助金・助成金制度なるものを使ってきた.しかし,資金の有効な流通転換としては,現在ではこれ以上に有効なやり方がある.それが,利払いに対する全額代行と保証制度である.こういう制度設計も,家庭ソーラ‐発電10GW構想の受益者が,自己拡大運動を組織するサポートとなろう.

  5年完済返済までの利子見通し;  25万円x2.2%+・・・(5年目)= 16,500円

     総額で,16,500円x500万戸=国・自治体の持ち出し825億円

1.2kWhソーラ‐発電による電力料金は,買い電料金で計算して,その総額:国民の年間電気料支払い総額のどれくらい分となるか.

       年間で    29円/1kWhx7.6GWh2200億円,

         5年間で  1兆1千万円!  これだけの創出となる.

     国家の所得で計るならば,825億円が,5年間で1兆1千億円(13倍)の創出となる.

 

この政策は,近江商人の三方得以上で,五方得となる;消費者ユーザ‐,電気機器メーカ‐・販売企業,電力会社,銀行,国・自治体である.これで五方得である.そのうえで地球という環境・生命,人類そのものの生存に対する持続可能性という大義になりうる.

この政策は,〈ドラッガー流のユーザ‐ニーズの有効価値の創出〉ということになる.新たなニーズの創出をつくることは,ユニクロの大きな発展の転換となった〈日本版人民服となるフリースなる衣類を創出して,1000万枚売り〉と同じである.

成功する成長戦略とは,こういうドラッガー戦略である.〈小規模ソーラ‐発電・ユーザ‐希望価格25万円〉によって,500万戸実現は,夢ではなく,夢中で走れる仕掛け,すなわちオリンピック開催と同じ,ムーブメントである.

 

ソーラ‐発電; 電力自家自給システムの構築の形態

 

独立ソーラ‐発電方式

当研究所は,独立ソーラ‐発電・独立配線のシステム実験をした.その構成は,【200Wソーラ‐発電パネル】を4枚(800W),または,6枚(1200W),【チャージコントローラー】,【バッテリー2個,または4個】,【正弦波インバーター】の4部品によるものである.その結果は,

『公称最大出力』発電量の75%前後という各社パンフレットの記載どうりであった.したがって上記の200Wパネル6枚1.2kWhではなく,0.9kWhぐらいである.パネル傾斜角度をシーズン対応可変式にして,5%upの成果を得て,0.96kWhとなる.

 

この結果を受けて,ソーラ‐発電を系統電力と接続させて,そのシステムを組む形態を検討する.構築する方式は,次の2形態がある.

 

第1形態;系統連系方式

    ※この「系統連系」なる言葉が分りにくいが,「発電所の系統電力への配線連結による連携」という意味であろう.

ソーラ‐発電の電力を,エアコン・冷蔵庫への自給だけでなく,余剰電力は,家全体のアチコチでも使おうとなる.そうなると,いっそうのこと,集電盤(接続箱)を設置して,そこにソーラー発電電力も入れ込み,それを分電するシステムの方がいい.謂わば,〈電力会社の発送電を,家庭発電の調整機として使う〉というものである.こうすると,その電気機器への独立配線をしなくても済み,バッテリー設置もなくて済む.このようにエネルギーを集約・自由分配ができることが,他のエネルギー形態と比較して大変優れた電気エネルギーの利点でもある.電力会社は,発電・送電という技術資産をもっているということであり,こういうことにも,もっともっと有効に使うべきである.

 

第2形態;売電なし・自家自足方式

【逆流防止一通行コネクター】を付けて,自家ソーラ‐発電電力を電力積算盤後に,室内配線連結する方式である.バッテリーを何個か設置して,自家発電の電力を安定化させる.

この場合,余剰電力は,電力会社への売電にはならないが,買い電量をソーラ‐発電分だけ少なくさせることができ,独立配線も必要としなくなる.この形態が,電力会社の関与をなくして,独立して実施でき,小規模ソーラ‐発電システムにとっては最もいいのであろう.しかし,バッテリーの値段が結構いい値で,加えて,その管理と,使用期間が限定されており,買い替えとなる不便さがでてくる.

 

 

 

貴社ご検討依頼事項

 

次のような製品をセット化して販売できないでしょうか,ソーラ‐発電自家自給用システムの形態として,次の二形態があります.それぞれ,新たな製品開発もあり,その開発の意志,及び,一体どれくらいの価格で,これらのシステムが構築できるのか,ご検討下さい.

  

第1形態:

   1.2kWの小規模ソーラ‐発電・パワーコンディショナーによる系統連系形態

A:【200Wソーラ‐発電パネル】を4枚(800W),または,6枚(1200W)

G:【接続箱】

H:【パワーコンディショナー】を1.2kWレベルで製作

   / ここまでの出力が,電力会社の所有である.

【分電盤】      住居配線に接続

※この形態での大手全社最小レベルで【東芝社製200W8枚1.6kW】;設置面積10.4㎡,架台付きが,152万円で製品化されている.この製品では,太陽電池モジュール200W1枚の単価が,126,000円となっている.これを代えて1枚4万円のものにすれば,68万円ぐらいは安くでき,1.6kWソーラ‐発電システムは,総額で84万円ぐらいとなる.

    CIC長州産業】社が,このタイプのシステムで,「日本一の最安値宣言」を出しているが,一体幾らくらいでやっているのだろうか.

    ユーザー希望価格の見通しでは,【パワーコンディショナー】1.2kWレベルの製作を,5万円ぐらいでできるならば,パネル1枚37000円x6万円=22.2万円,接続箱25,000円として,30万円以下で製品化できよう.

   

 

第2形態:

  0.8~1.2kWの小規模ソーラ‐発電・バッテリー蓄電による安定供給あり・発電電力を電力計後に室内配線接続:余分電力は〈売電なしの買い電減〉とする形態

A:【200Wソーラ‐発電パネル】を4枚(800W),または,6枚(1200W)

B:【チャージコントローラー】

C:【バッテリー2個】  ※2個ぐらいで,エアコン1台分は可

D:【正弦波インバーター

E:【逆流防止一通行コネクター        住居配線に接続