エクセルギーハウス技術開発研究所

エクセルギーなLife&Housingラボ(NPO準備) 自然の循環性に生きる生活と住まい方:営みの提案交流ブログ

萱ぶき屋根養蚕農家の造作原理を生かして 現代技術でもって更に高い機能性の自然快適性住居を造る【シリーズ1/10】

エクセルギーハウス技術開発研究所  2014.9.8

エクセルギーハウス完璧仕様レポート完成2014.9.17

 

萱ぶき屋根養蚕農家の造作原理を生かして

現代技術でもって更に高い機能性の自然快適性住居を造る

 

萱ぶき屋根の機能とその造作原理に基づいて機能を現代技術で再現する

   関東・東北,飛騨,北陸など,必ずしも年間で温暖でもない土地においても,養蚕農家は,お蚕さんの繭を,一年間で三毛作も為せる驚異的な技術を持っていました.それを支えていたのが,お蚕さんの住環境たる萱ぶき屋根の家屋だったのです.もちろんのことそこでは電気・エアコンも使わず,夏は涼しく,冬は温かい住環境を造っていたわけです.そこには,自然の素材を巧みに生かした,優れた知恵がギッシリと詰まっていました.それを,現代の科学技術で解明して,工業製品化して,再現したい,ということで,提案するものです.

その建築設計のコンセプトは;

住居の温熱環境には,系統電力を使わないで,

太陽光・輻射熱,大気熱・風,

さらには雨水も利用して蒸発気化熱を生み出すなど,

住まうその場所で,エネルギー・物質の自前供給をして

自然原理を生かしたローテクで,

自然の循環性を活かした,最も快適な住空間を創出する.

住居家屋も,環境の中で交流して生きる生命体として扱った設計こそ,

生きて生活を営む人間にとって,最高の快適性となる.

 

 

都市部家屋の従来からの屋根造作を代えて,《機能性の屋根》に張り替える.

屋根は,現代の住居のような防風雨だけでなく,住居の温熱・調湿環境の調整・制御において,重要な役割を持っていた.天空より降り注ぐ冷暑熱エクセルギーの統御,夏冷房・冬暖房,そして四季を通して調湿機能を持つ大事な機構である.伝統的な和の建築,特に養蚕萱ぶき屋根の家は,この屋根に4機能を総合的に持たせて,家屋の温熱湿環境を自然に自動調節をさせて,お蚕さんだけでなく,人間にとっても,快適な住空間を創出してきたものである.我々も,これに学び,この萱ぶき屋根養蚕農家の造作原理を4領域で,現代の科学技術で再現,高機能化をなさしめようというものである.

この方式の住居は,建築士黒岩哲彦氏によって,‘自然の循環性を活かした機能性の高い現代の家’ということで,「エクセルギーハウス」と命名され,2007年に(世界で)始めて,一般住居として建築され,その後,現在までに12棟が関東を中心に建築されている.このエクセルギーハウスのコンセプトとなっている建築指針は,日本という温帯多雨・夏季猛暑地帯において,電気エネルギーを使わないでも,快適な住居を建築できることを示したものである.

黒岩哲彦著『エクセルギーハウスをつくろう(コモンズ出版2014.5.1刊1800円)をご覧くさい.

 

この提案レポートでは,エクセルギーハウスにおける夏場の家屋冷却機能を中心に検討し,これまでの気化冷却方式の仕掛けを進化させることとしたい.

これまでのエクセルギーハウスの気化冷却方式は,《平鋼板天井滴下方式》であった.これは,平鋼板を2階部屋天井に張り,屋根裏で,この鋼板に張ったグラスウールに,定期的に水を滴下させて,気化熱を取り,冷エクセルギーを鋼板から部屋に取り入れるという方式である.気化推進と屋根裏の湿気を溜まらせないために,50×123㎝の広さの窓を屋根裏南北2枚ペアで,1間に1組取り付ける造作にしている.この方式によって,後述【参考資料】で示したように,エアコン性能を越える家屋全体の冷却がなされ,部屋周囲面の冷却輻射によって,人体には負荷の少ない快適な住環境を創りだすことができるようになっている.

  このレポートは,こうしたエクセルギーハウスを改良して‘さらに効果を増倍させ,合理的な・シンプルな仕掛けで為せるようにしないと,広く普及させることはできない’と考え.構想を練り,ここに提案するに至ったものである.その改良の焦点は,屋根造作における気化熱採集方法の仕掛けについてである.

 

 

  このレポートを読まれ,エクセルギーハウスの住居建築を試みてみたいと思われる方;

ご一緒にやれる建築士,施主,ハウスメーカ‐,工務店,素材メーカ‐の

ご連絡をお待ちしております.

 

モデルハウス公募申請の評価基準は,次のように考えております.

エクセルギーハウスは,次の評価基準を実績に基づいて最高の成績で為せます.

 

系統電力を使わずに,その住居のある場所で得られる自然再生エネルギーだけで;自所性

大量電気エネルギー使用でない,ローテク・ローエネで;エネルギーと技術のエクセルギー指針

最も高い居住性,最高の快適性住居の確保が為されること;住居の最高の快適性確保

自然環境・地域街環境に負荷をかけないで,むしろその向上に寄与できる

   持続可能な社会への貢献をなせること;公共性・環境負荷なし・持続可能社会への貢献性

電力等社会必要エネルギーの生産に寄与できること;積極的公共性

一般家庭でも,実現できる費用での建築が為せること;普及経済用件

 

 

提案者連絡先;

エクセルギーハウス技術開発研究所(NPO準備)  略名【ExeHouラボ】

183-0042  京都府市武蔵台1-30-5    042-325-6442(川上)

 

設計支援を行います;

黒岩哲彦一級建築士事務所;  所名《k.kエクセルギー建築設計;旧名《アルキテクタ》

     181-0011  東京都三鷹市井口3-18-53-301 042-231‐3761

 

エクセルギーハウス建築ワークショップ  ;計画予定

モデルハウス建築公的コンペ  ;申請希望