築地・豊洲問題 都知事宛提案文書2/14 築地は 競り市場の仕様建築で再生させる.
【築地・豊洲問題シリーズその11都知事宛提案文書2/14】
築地は
競り市場の仕様建築で再生させる.
築地は 90年掛けて 競り市場として もっとも機能的な形態で成したものであり,
建築史上も 高く評価される世界的なレジェンド建物である.したがって
〈円弧接続ポートのフラクタル図形様式〉となっている競り市場仕様の建築物を
この様式を維持して 増新築する.
この工事については 既に大変優れた提案がなされている.
その提案者の『建築エコノミスト森山』によれば;
競り市場円弧を三分割して
一円弧分を増築円弧に順次移して,回転接続させる工程方式
を採るならば, 築地は開場営業しながら, 増改築ができる.
この構想・工事方式も含めて 再度コンペをし直すことを求める.
※【図資料Ⅰ】参照のこと
※『建築エコノミスト 森山のブログ』 「築地再生計画はじめました⑬」より, 画像引用
築地の再生建築プランニングで, 最初に紹介したい設計図は 次の通り;
★この設計による築地市場の再建は 工事作業を途中で中止して 没となった.
何が問題であったのか,これを究明しないで,豊洲市場建物は, この【築地市場最悪没 設計図】を そのままコピーした.だから 同じ問題が 豊洲でも起きる!
【300億円を掛けて工事をして 途中で投げ出した最悪没設計図】
1)物流センターをイメージして設計されたもので, 全く 日数万点を扱う市場設計ではない.
市場の作業過程と作業動流線が解析されて設計されてない. そのために, 実際の数千人の
同時作業では.混乱し, 作業停滞・不能に陥る. 人・物流の解析による最も合理的な形状は何かを探究してない. これは 物流集配拠点の設計プランニングであって, 市場機能を持つ中央卸市場の設計ではない. 豊洲はこの物流センター様式で 4階建てにしたそうだ.
2) そのために 移転業者を限定する. 現築地利用業者の切り捨てをしないと運行できない.
3) 現築地市場建物を取り壊し,更地にして建て替える工程であり, 営業を続けながら増改築ができない. それで 現況作業と関わる工程時点で, 建設中止となった.
次号に 『建築エコノミスト森山プラン』を紹介する.必見!ご期待のほどを.