■
【築地・豊洲問題シリーズその11都知事宛提案文書1/14】
小池百合子都知事貴下
《市場のあり方戦略本部》殿
投書『築地・豊洲市場問題の最終解決案』
投書者; 【NPO法人;多摩地域環境共生型まちづくり協議会】
築地市場の再生と
豊洲の利用計画の変更
このブログ『築地市場の再生 豊洲の使用変更』シリーズの最後の記事として発表し,
東京都;小池百合子都知事貴下《市場のあり方戦略本部》に提案したい.
豊洲市場は 6000億円の多額の公費(築地市場会計より)がつぎ込まれて,既に建築が終了し, 開場;いつからでも使用開始となれる状態である.
しかし 豊洲市場は 余りにも ズサンな行政の建築インフラ計画と実行により, 高度の汚染が残り, 加えて その市場設計は, 生鮮食品を 毎日数万点にも上る品物を 競りという売買行為によってなされ, 数千人同時作業行動を流動させる市場としては,使えないものである. さらに 見落とされている,膨大な量のコールタール混合泥土の軟弱地盤上に立つ建築として,耐震性にも問題がある.
それで 豊洲地区建物の利用計画を再検討する.
同時に 現築地市場は, 開場営業をしながら工事可能となる 再生構想・計画を提起する.
最初に この提案の骨子を示し, 次ページにその概要を示したい;
築地は
競り市場の仕様建築で建て替えして 再生させる.
★市場営業しながら,工事を行うことを条件にして コンペをやり直すこと.
豊洲の建物は
スーパーマーケットなど 大手小売り業者,及び 消費者個人に対して
《品質評価・価格決定等の市場機能をもった集配センター》として利用する.
★ただし 汚染防御・除去の本格的な再工事をすることが条件である.
※次号以降に14回シリーズで 提案文書全文を掲載する.ご教示と共同行動を!