築地豊洲問題13-3業務を続けながらもできる【築地市場 建物再生完成概図】
【築地・豊洲シリーズ13-3】
この2つの機能図形をコアにして, 建築再生したプランが次の通りである.
※流通作業過程の解析は,詳しくは【森山ブログ】を参照のこと.
★実際の工事は 扇形を三等分して, 順次 増新築の扇形に移り, 工事が終わったら元に戻る. これもまた 進化造形のフラクタル図形が得意とするところである.
【築地市場 建物再生完成概図】
これに反して 豊洲市場建築はどうだろうか.
豊洲市場の建物設計は 流通建築においては, 物流集配倉庫仕様である.
豊洲の市場設計は こうした競り流通機構における 2つのコア型状結合様式でなく, 横並び箱型を基本にした物流集配倉庫仕様である. だから 1万を超す商品を数千人の同時作業という 競り物流市場としては,全く効率が悪い. 実際に開場して作業が始まれば, ブツカリ合って混乱が起こり, 市場物流作業の機能はマヒするだろう.
こんな 建築教養もない 現代の流通建築の知性もない こんな不細工ブザイク設計で建てたものであるか.
一体 どうしてなんだ.