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エクセルギーハウス技術開発研究所

エクセルギーなLife&Housingラボ(NPO準備) 自然の循環性に生きる生活と住まい方:営みの提案交流ブログ

豊洲市場の廃棄 築地の再生を No9-10これは1000万都民の台所が 現未来400年関わるミッション

【ブログその9】

ゾンビ設計者と都為政者の姿勢

 

途中放棄ゾンビとなった【A最悪没図】の設計者(依頼と作業集団の両方)には, こうした建築法に対する教養もなければ, 発想の基盤もなく, 構想の核心をとらえる優れた目もない. 況や 「お殿様気取り」の元都知事がいう 「豊洲の汚染は現代科学技術で解決できる. 移転をしないのなら,不作為の罪に訴えるぞ」と言っているが, 現代の科学技術を知っていない無知モロダシである.

★築地を視察して 当時の都知事の 唾を吐いたような言動「古い,狭い,汚い」というセリフは, 汗水流して使いこなして築き上げた 築地の歴史的な建築価値も分からず, 生鮮市場の建物ということでの 蔑視感があるのではないのか. 「汚い建物で,汚い服装の労働者のやる・汚い作業」の建築でいいという蔑視感. その上に 豊洲においては, ‘土地が汚染していても 安ければいい’という浅はかな商売人たる都幹部と都知事によって, 豊洲の死地を買って ゾンビ市場を建てた.

公費を使って 豪遊に等しい海外視察, あるいは 遊行に等しい豪華飲食振る舞い等・・・,一方では週2~3回の登庁で‘よきに計らえ’という姿勢. これでは 自分の地位立場の利益を優先する‘薄汚い人間’ではないか. その下で 都首脳部はそれを見倣い, 幹部集団は 適当に忖度して インフラ行政をする. 担当部下集団は それを 率先して実行する. それを入札・落札して工事をする建築業者,汚染除去業者も ‘ヨッシャ 儲けた!’で進める. この土地整備・建築過程には 全く 査察・点検機構が働いてない. 「保育園落ちた.日本死ね.」ではなく, ‘都は落ちた.都は死ぬ.である.

 

 

 

    最後に一言;

   豊洲市場移転中止・築地市場再生のために;

 

A; 現築地開業者は, 諸手を挙げて反対;私は移転しませんと意思表示をした方がいい. 現開業者には,営業既得権があり, それを 都民の台所が見つめている. そうすれば, お殿様やドン&横柄集団の力には負けない. そしてこの豊洲移転事業を廃棄して, 築地を増改築をして発展させた方がいい.

そのとき 上記で紹介した《森山設計構想》は優れているので 候補として取り上げ 参考にして 設計コンペをやり直すべきである.

★都が築地市場を廃棄して,豊洲に移らせるというなら, 築地がある中央区 この市場土地を買い取ればいい. 建物価値は 都は移転取り壊しを前提にしていたのであり, 売買評価対象とならない. 築地市場の増改築費用は 建築エコノミスト森山方式で行えば, 現行の市場を開場営業したままで, 建築できる. 土地購入費・増改築費を合わせて 市場開設費用は, 豊洲市場の土地・汚染除去・建築費用6000億円をはるかに下回って可能である. 市場会計は独立して成り立っていたのであり, 中央区も 市場開場し,その使用料と,区債発行して 順次10年掛けて返済すればいい. 築地市場は 大変優良な生産企業連合体なのである.

 

    なお, 最悪の場合, 豊洲市場も開催されて, 豊洲・築地の両立競合となっても, 豊洲はゾンビで,市場廃止となり, 築地は発展する. 東京都は そういう事態ともなるということを, 肝に銘じて 判断してほしい.

 

B; 築地の米駐留軍のクリーニングによる築地地区の汚染問題について;

   除染は, 国の責任と負担で除染すべきである. その方法は 建物の地下土壌を トンネル工法で掘り出し,洗浄・脱硫・高温燃焼消去すればいい. 築地市場建物は 低層であり, この工法でやれる有利さがある.

 

C; なお 豊洲市場建物使用の場合は その改築が必要となる. その方針は;

   設計説明詐欺行為となった地下空間がある. この空間を使って, 建物地下空間すべて,水泳プール並みの器張りに改修する. そのうえで 地下汚染土壌は, 上記のトンネル工法で, 完全除去を図る.

以上の方法による豊洲市場改修・除染費用は, これまでの 土地購入・除染・建築費等に 加えて更に 数千億円は上積みとなろう.このことを覚悟の上で, 築地か豊洲かの判断を 都はすることになろう.

 

D; その豊洲中止・廃棄費用と,新たな築地改築費用の負担は, ドデカイ経済・行政事件として取り上げる.

D1; 汚染の責任者東京ガスは 『土対法』違反で訴え, 談合疑惑を暴き, 関係建築事業者の鹿島をはじめとした数十社には 入札談合違反で訴えて 割合返金させる.

D2; 残りの部分は, 都の責任であり, 都財政から出すしかないが, 実行責任を問い, 当時の施政当事者にも それ相応の責任をとってもらう. 担当部局トップは, 天下り汚職で訴え, 旗を振って 全く分別もなしに 格好つけで大いに推進させた当時の知事も訴える.

  

 

【ブログその10】

 

   公共事業インフラの不首尾; 行政判断過失・瑕疵についての法的対応

 

ここまで高度に発達した現代の市民社会において その行政に求められることは, 市民・国民・民族の多数者の幸福を保障することが責務であり, その行政上の無作為という失敗も含めて,厳重に監視されて 評価査定され, 議会で問われ, 司法でも裁かれ, 関係当事者(集団)は 責を問われる.

そこに利害が関係すれば, そこで発生する経済的な損失の弁償に対しては, 法とシステムを新たに構築して為すべきである. 東京国立市のマンション建築差し止め問題で, 責任を不当にも問われ, 元市長に個人弁償を支払う司法判断がなされたが, 全く この司法判断は間違っているか, あるいは 現法律の不備である. 今回の豊洲市場建築問題でも 豊洲中止・築地増改築の方針をとるならば, こういう問題が起こる.

  二つの法的な指導力の確立を

A; 情報開示法と, 議会・行政に対する, 常時の市民より選挙で選出された 独立した専門的な委員制度による査察を 情報開示の実行システムとして設けること. 三権政治に加えて もう一つ 市民監査権である.

B; 合わせて 現代の行政行為の評価判断と, その実行・不作為という実行も含めて 行政の瑕疵に対する保障のあり方では,「行政瑕疵担保保険」など 新たな立法が必要である.

今回の豊洲市場移転問題は, その教訓を踏まえて,そういう 発達した市民社会の 今後の現未来行政の歴史的発展にも関わる重要な問題ともなる. そうしなけらばならない.

★東京都を相手にして 2012年5月に起こした豊洲土地購入不正問題の住民訴訟は,その判決がどう出されようと, 裁判過程での主張が重要である. これによる社会世論の形成として 社会変革力を得ることになる. 上記のような 今後の日本の行政の実行システムの改変構築にもつながるよう,期待したい.

 

(以上/2017.3.09始→2017.03.17完)