築地豊洲問題13-1 築地市場は 建築再生 豊洲は 土対法基準まで防除染して 公設集配センターに PT説明会へのコメント
【築地・豊洲シリーズ13-1】
築地市場は 建築再生
豊洲は 土対法基準まで防除染して 公設集配センターに
4/8 PT説明会へのコメント
前月にmyブログに このような提起をしてから, 間もなく, 都の《市場問題プロジェクトチームPT》が 説明会を開催した4/8. 豊洲移転か築地の改修の両案提起による説明である. これに対して賛否が渦巻いた. その反応模様は 次のようである;
※以下の内容「」は.9日付朝日による.
A;仲卸の人たちは;「素晴らしい. この築地再整備案を進めてほしい」
B;卸業者協会の伊藤裕康会長等は この説明会をボイコットして2時間前に記者会見;「市場を知らない人が,なんでこんな偉そうなことを言うんだ」と憤ったという.
市場のあり方戦略本部;都知事が 最終決定するにあたり, この状況に対して, 批評したい. なんでこんな両極端な受けとめとなるのか.ウッz~ん
PT側の築地再整備案の説明が良くない.
これでは 「移転推進派」の人たちにも 納得してもらえない.
説明では(報道された範囲かもしれないが), フラクタル様式の本体コア部分には触れず, 解体新築作業の図面説明であった. 肝心な点の説明が不十分であるから, 伊藤会長等の一番気に掛けておられた次の発言にもなる;
「一部の仲卸さんは物流を知らない. 卸が準備した競り場で買うから(トラックの搬入の)入りを知らず, 改修案賛成というのは全くおかしい」
「現状の築地は 鉄道輸送に合わせた構造だが,(物流の主流は)今はトラック. 物流をどうやるのか全く考えていない」
このような伊藤会長の物流作業の建物仕様について, 築地再生建築の構想について 再度触れたい;
築地再生建築の最も大事な点は
現築地市場建築が, 《円弧接岸ポートのフラクタル様式》になっており,
★物流作業の最も効率の高い形態の一つであり, 最も進んだ現代建築様式であること.
★この建築様式を活かし,さらに進化させて 増新築することである.
★この再生改築作業においても, 現況作業をしながら,
それをまったく滞らせることなく, スムーズにできること.これがこの様式の重要な利点であること.
このことの強調こそ 重要であったと思う.
それで 以下に《建築エコノミスト森山》の 築地再生建築プラン図を再度掲載し,説明する. ※フラクタル建築様式については このブログ参照のこと.