豊洲市場廃棄 築地の再生を No1途中投げ出しの最悪没図
【ブログその1】
築地市場の再生計画に 大変優れた構想プランあり
エクセルギーLife/Housing技術開発研究所
建築エコノミスト 森山高至氏提案に驚いた.
築地市場の作業工程・仕様・建造は
現代建築の機能主義を見事に体現した 世界に誇るlegend資産であること
一方 豊洲市場は 死地に建てた 作業不能となるゾンビ市場であること.
これを フラクタル最適化理論によって解明し,
築地市場の見事な再生建築計画を提起している.
『建築エコノミスト 森山のブログ』(アメブロ)掲載の「築地再生計画はじまりました」を見ていただきたい.
※ここに著者の了解を得て 図面を掲載する.
同サイトには この記事以外に, 「建築事件」の大変素晴らしい解説が掲載されている; 新国立競技場問題, 豊洲市場建築問題など・・・, これらは 所謂イワイル暴露記事ではなく, ‘エエッ~エ こんなことだったの’という 建築界の裏に隠された本当のことが分かる. さらに ‘へェ~エ こういうことを為せば見事に再生できるのか’という 《目が覚める!記事》ともなっている. 是非ご覧いただきたい.
※引用では, 多少 文章に加筆し,その加筆部分は か,または ( )とした.
さらに こちらのコメントを★で述べたので アシカワラズ.
ここでは 途中で工事費が膨らみ, 工事中止となった築地市場の改築問題を採りあげた記事「築地再生計画はじまりました⑬」に注目しよう. 以下 このブログ記事である.
都が 途中で投げだした【築地市場新築設計建物の設計概図】
「 ↓ 森山氏の指摘文
これでは、築地ではない。
世界最大の水産中央卸売り市場として機能しない。
肝心のところが抜けている。 」
★全く 作業動線を検討していない, 機械的な方形の詰め込み型という お粗の末設計である.
※以下引用では, これを【A最悪没図】とする.
「
3.工事費用が膨らんでいく
上記2.の工事期間が予想以上に延びることによる影響です。
4.運用に難がある。
市場の中を動きまわるターレやフォークリフトに加え、搬入トラックや買い出し人車両に、工事車両や重機が出入りする様子を実体験したところ、工事を進めていくに従い、やっぱり難しい、という声が上がってきた。
これらの原因は、手を付ける前にどうして分からなかったのか? もしくは、なぜそういった事態になってしまったのか?
といいますと、これまでいろいろと検証してきたように、現地再生といいながら、完成形の計画を立てるときにまっさらな状態から始めているからです。 築地に元からあるものを (全て)消してから、ないものとして、プランを考えている。だから、こんなプランを立ててしまう。」
※むしろ ‘築地は 銀座周辺に残された唯一の広大な一等地であり, 土地は高値で売れる. 生鮮市は別に土地を取得して建てるから, 築地の増改築工事は, 没になるように 設計案は適当に書いとけ‘としたように感じられるが,どうだろうか. このプランは 物流の何らの実地研究の検討もなく, 理論もなく,ただ スーパーマーケットの売り場と駐車場設計を そのまま機械的に,模した発想である.
さらに 建築エコノミスト森山が言うには このお粗末没プランをそのまま 豊洲市場の仕様にコピーしたということである.
」